ここでは我々Def.が行っている草木染めについて内容を簡単にご紹介します。
まずは新品の生地を洗います。
新しい生地はどうしても糊や油分が付着しているので、そのままでは染まりづらいためです。
洗剤は無添加のものを使用します。
草木の染料は繊維のタンパク質分と結合して染まります。
染色を促し、発色を美しくするために草木染濃染剤(ディスポン)でタンパク質分を補助します。
- 大きな鍋に生地がしっかり入る量の水を入れ、熱します。沸点に近くなったら1リットルにつき4ccの割合で加えます。
- 糊抜きした生地を広げて入れ、15分~20分ほど掻き混ぜます。
丁寧に水洗いします。冬場は特に冷水がこたえます。。。
さぁ、いよいよオニオンの出番です。
- 植物染料(ここでは玉ねぎの皮)をたっぷりの熱湯に入れ、20分程度火にかけて煮ます。この間も気をぬけません。お湯の量を見ながら、蒸発して減っているようであれば少しずつ熱湯を加えながら煮出します。
- 時間が経ったら熱いうちに笊で濾します。やけどに注意。
- 1と2を何度か繰り返し、煮出した染料液(オニオンエキス)をまとめます。
ここでようやく染色です。
- 先ほど洗った生地をよく濡らし、火にかけている染料液に浸し、ムラになり過ぎないように動かし(混ぜ)ながら染めます。ここが意外と重労働です。腕が辛くなってきますが忍耐。
- 80℃~90℃まで下がったら火を弱めて20分前後染色します。
媒染という工程で、発色の調整と色止めを行います。
媒染剤の種類は様々。それぞれで仕上がりの色味が異なります。
- 媒染剤を生地の重さの1~6%取り、湯に溶かします。
- 染色した生地を広げて入れ、20分ほど室温のまま掻き混ぜながら媒染します。
鍋から取り出してよく水洗いします。
終わったら軽く脱水をかけ、ページトップの写真のように干して乾かします。
必要があれば染色と媒染を何度か繰り返し、色味を整えます。
ハンドメイドによる独特のムラ感がたまりません。